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2008 年 6 月 26 日     カテゴリ:活動報告
水についてもっと知ろう!
〜身近な水辺の学習会〜
6月24日中野区の野方地域センターで地域協議会主催の「身近なまちの水辺調査事前学習会」が行われ、高橋克彦氏(AMR事務局長、全国水環境マップ実行委員会事務局代表)の「身近な水環境と私達の暮らし」 と題した講演があり約20人が聴講しました。

地球の気象変動は水質の悪化、水不足、洪水の増大などを招き国際的に水の問題がクローズアップされています。国内でも多摩川、荒川、琵琶湖、霞ヶ浦など水の環境調査を通じ水質の重要性が認識されています。東京都内では武蔵野台地の湧水から流れて来るきれいな水質の川が汚染されており、中野区の妙正寺川・江古田川・神田川などの水質調査で、妙正寺川は平和の森の排水処理水で汚染されていることが明らかとなっています。

近年中野区は区内の河川氾濫時に「区の防災関連機関では事実上即座に対応困難なので自らの生命は自ら守る」ことを要求し、行政と市民の間に考え方のギャップがあることが分かりました。長年治水対策を行っているのにいまだにあちこちで河川が氾濫し、道路閉鎖や家屋の床上浸水など多くの被害が出るのはどうしたことでしょうか。

私が子供だった頃井戸の深さは3〜5mだったと記憶していますが、井戸は非常用だけになり水質も問題があるということです。ちなみに雨水はほとんど下水に流れ、ビルの基礎工事や下水道工事、大きな水道管工事や道路工事などの地中掘削により地下水位は数十メートルの深さになってしまいました。

以前ある水に関する講演会で、日本の河川は世界の河川に比べ河川延長は短く流れは急で川の水の90%は海に流れ出るという話を聞きました。川の水には電力用水、工業用水、農業用水、水道用水など多くの用途がありますが工業用水の割合が圧倒的に多く生活用水の割合は少ないそうです。しかし海に流れ出る前に川の水を利用しない手はありません。

今回の講演の中に小金井市の雨水浸透桝設置活動の話がありました。ある市民が現在下水に直接流している雨水を(地下水を保持して温暖化を防止する目的で)地中に流すため、自分の家の屋根から下りてくる排水管の基部に雨水浸透桝を設置し、その効果を粘り強く示して市当局の抵抗を押し切り、設置補助制度を導入させて50%の設置率を獲得したという話がありました。中野区もこれに習って雨水浸透桝を普及させるべきです。

日本の食料の自給率は約40%で多くの食糧を輸入に頼っています。輸入物資を仮に自国内で生産したときに必要な水の量をVirtual Water(VW仮想水)と言います。たとえば肉を食べるときには、VWが4000リットルの牛肉(200gあたり)より、VWが1100リットルの豚肉や870リットルの鶏肉を食べるなど、食材のVWを理解して水の消費と食糧の輸入を見直して行く必要があります。

                   野方6丁目 下瀬健雄記



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